ずっとありえる相場の暴落 | 日経225先物ミニ・オプション実践の知識

今回の東日本大震災は大変な事態でした。
未だ原発の恐怖が消えていません。



地震よりも津波。
津波より原発でした。


怖い怖い地震よりも
さらにコワイことが二つも起こってしまいました。


先の二つは天災、最後のは人災です。


天変地異は自然の脅威。
避けようがありませんが、人災は別。


このような事態を招いた原発。
やはり本当に危険なシロモノ以外の何物でもありません。





被災地域が一日も早く復興に向い、
被災された方々が、
少しでも前に進んでいくことができるようになる日を、
心から待ち望んでいます。










こんな時期にトレード話もどうかと思いますけれど、
今回地震当日の朝に、あるトレードマニュアルで売りサインが
出ていました。


管理人は証券会社の変更中だったため、
トレードを見送っていました。





しかしこれが偶然にも地震と重なって、
かなり大稼ぎをしたトレーダーがおられます。



誰も人の不幸で儲けようなんて思ってなくて、
偶然ことが起こる前のエントリーになった訳です。



このようなトレーダーには、
儲けの最低でも半分は被災者に寄付してほしいと思いますね。
いかがでしょうか。






でも実際はひまわり証券が２２５先物、オプションから
急遽撤退を表明したことからも分かるとおり、
今回はトレーダー、投資家で大きな損失をかかえてしまった人も
膨大な数に上っています。


だって天災は忘れた頃にやって来る、の例えどおり、
誰も予測などしえなかったことでしたから、
それも仕方ありません。


誰のせいでもありません。






また相場が落ち着いてくるまでは、
相当の期間、なかなかマーケットに参加しくい状況となっていますね。



だからこんな時こそ慌てないで、
じっくり相場の勉強をしておくことが大事なんだと思います。





また、今回のように、
不意に大きな予期せぬ事態が起こることによって、
例えば買いのポジションを持っている時など、
いち早く決済を済ませることが重要になってきます。


持っているポジションは、
それを持っている限り、
絶対に忘れてはいけないのです。





そういう意味でも、
ケータイなどで、少なくとも注文がいつでもできるような、
準備をしておくことが大切です。



仕事中に家に帰ってパソコンを開くことはできません。
今回のように、家に帰れない場合だってあります。



このような突発的なことは、
起こらないに越したことはありませんが、
起こってしまった時の危機管理は、
常に万全にしておきたいところです。


トレーダーとして自分の身を守る方法は、
必ず押さえておく必要があるのです。








「日経２２５は日経平均株価指数なので、
急激な動きは少なく、
チャートの動きがマイルド。だから予測しやすい。」


いつも私が言っていることですが、
今回は本当にビックリするような暴落でした。


またそれほどの出来事でした。


過去形でなく、まだまだ脅威は続いています。
本当に日本中の人たちが早く安心出来る状況に
なってほしいと思っています。





相場では、
暴騰よりも暴落。
この可能性はいつも常に大きい物があります。



平均株価でも、いつでも暴落がありえるということを
肝に銘じておきたいと思います。



その上で、常に危機管理。
決して忘れてはなりませんね。