日経225先物、先物ミニの注文方法は基本的に二つあります。
一つは指値注文で、もう一つが成行注文。
これらは読んで字のごとく、
株価が1万円になったところで1枚買いたい、売りたいという注文が指値注文。
いくらでもよいので今売れる、または買える値段で売りたい、
買いたいというのが成行注文になります。
今でなくても、例えば寄り付き成行とか、引け成行とかの
成行注文もやはり同じです。
また、逆指値注文というリスク管理に使いやすい取引方法があります。
例えば10,000円でミニ1枚買った場合に、
相場が思った逆に値下がりした時のために、
9,950円で売りの注文を同時に入れておくやり方です。
逆指値と、逆をつけておかないと今の値が10,000円なので、
9,9950円の売り注文はすぐに約定してしまいますね。
つまりこれで損失が50円に抑えられるわけです。
(ミニなら5000円の損失)
これこそがロスカット・損切りで、
リスクを一定の許容できる金額で管理していることになるのです。
つまり逆指値注文とは、
指定した値段よりも高くなったら買う安くなったら売るという注文方法。
この注文方法を利用して上手にリスク管理が行えるのです。
また実際の売買でよく使うのは次のようなものです。
①今の株価が10,000円で、
10,020円になったら買いの指値注文をいれる。
②10,070円になったら売り注文(決済注文)が
発動するようにして利益確定する。
③10,020円で買い注文が約成後、
逆に9,970円に下落した時も売り注文(逆指値注文)が
発動するようにしておく。(ロスカット)
というようなペア注文として応用がききますね。
さらに、1.その日の相場が始まって30分間の高値、安値をメモ。
2.高値より20円高くなった時点で買いの指値注文、
3.さらに50円高くなったとき決済売り注文、利益確定、
4.逆に買いが成立後その値より50円下落した時売りの逆指値注文、ロスカット
・・・これを1セットとして。
5.安値より20円安くなったとき売りの指値注文、
6.さらに50円安くなったときに決済買い注文、利益確定、
7.逆に売りが成立後その値より50円上昇した時買いの逆指値注文、ロスカット
・・・をセットで注文するステップペア注文などがよく用いられる方法です。
この注文手法は例えばトレーダーズ証券に口座開設をすると、
ごく普通に無料で入手できるものです。
もちろん普通の書籍でもいくらでも書かれています。
しかし、驚くことにちまたでは3万円もする情報商材として、
販売されていたりします。
(ス◯◯◯◯流などと称して)
内容は全く同じ。
こんな常識とも言えるノウハウを高額で販売する方もかなり悪質ですが、
手法そのものは確かに参考になるものではあります。
でもこんなの高値で買ってまで入手するほどの
情報でもありません。
訳の分からない情報商材には気をつけたいですね。
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