前回説明したラージとミニですが、
ミニがラージの1/10だ、という以外の相違点があります。
1.呼値がミニでは5円、ラージは10円となる。
呼値とは市場における値段の刻み(1ティック)のことです。
取引価格の単位がミニの方がきめ細かいことになります。
なお、ミニとラージ、当然相場はほぼ同じ価格で推移するのですが、
それぞれが独立した市場であるということは知っておく必要があります。
ですので、ラージ1枚の代わりにミニ10枚で運用するという手もありですね。
なお取引手数料もミニの場合1/10になるケースが一般的です。
トレーダーズ証券の場合ラージ1枚売買ともに1050円/回、
ミニ105円/回と相当の低料金です。
(ただし電話注文の場合はこの手数料はミニ1枚1回2625円ととんでもなく高くなりますので、
必ずWEB注文してください。
またシステムトレードの場合は別途月額数千円程度の費用がかかります。)
2.取引できる限月に差がある
あまりというかほとんど現実には影響ありませんが、
ラージでは直近4限月を取引できるのに対して、ミニでは直近2限月の取引に限られます。
普通直近の限月の取引がメインですので、あまりこのことは関係ありません。
手数料も近年非常に安価になってきており、
ますます個人投資家が参入しやすい環境が整ってきたようです。
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