およそ一般の株式投資や不動産投資、金の投資などは、
安く買って高く売ることで収益を得る方法が基本となります。
(カラ売りなどは一般の投資家にはなかなか敷居が高いのが現実です。)
要は株式ならファンダメンタル分析が重要で、
どの銘柄が値上がりしそうなのか、シビアな分析が欠かせません。
これ、経済が右肩上がりの時代なら非常に簡単な話で、
極端なところ、何を買っておいてもみな儲かるという状態が続いたものでした。
市場に参入するすべての人が利益を得る、
なんて夢のようなことが現実に起こりました。
こうなったら、もう株をやってない人がバカをみたものでしたよね。
しかし、今は状況が一変しました。
バブルの崩壊した1990年ごろ以降約20年間、
ずっとほぼ右肩下がりのマイナス成長の経済が継続しています。
保有している有力株(の筈だった)は軒並み下落し、
平均株価は最高時の約18%まで落ち込む始末さらに不動産なども最高時の15%程度
(下落が85%です。15%の下落ではありません。)にまで下がってしまいました。
こうなれば投資対象として、
株や不動産などは極めて不適切な物件になり下がったのです。
こういった時代だからこそ、
下げ相場でも自由に売りから入れる日経225先物投資が脚光を浴びているのです。
この投資は売りからでも自由に相場に参入できます。
というより、売りも買いも特に意識はありません。
相場の上下の動きは関係ないのです。
というか、上にでも下にでも動いてくれさえすればそれでよいのです。
下落しそうなら、あるいは下落相場では売りから入って下げたところで買い戻す。
上昇相場なら買いから入ってさらに上がったところで売る。
利益確定にはこれだけの手続きが必要なだけです。
というより、近年では上昇の場面より、下落相場の方が読みやすいこともあって、
むしろ売りから入って利益確定する場面んの方が多いように実感します。
相場が動いてさえくれれば、
その動きをとらえることによって、利益が確保できる投資物件。
そういう意味ではFXも同じですが、
為替特有の困難性、複雑さが併存します。
ですからこの日経225先物は、全く違う、
シンプルで取りやすいマーケットだということが言えるのです。
相場が変化なく止まっているような状態が最もこの投資に向きません。
ただし、一日の始値と終値が同じでも(この場合日足では相場は止まっている状態)、
その間に上がったり下がったりを繰り返すものですので、
一日のうち極端な話何回でも利益確定のチャンスがあることになるのです。
私の知人に実株の投資を何年もやっている人がいますが、
何度説明してもこの売りから入るという感覚が理解できないようなのです。
もう株というのは、安く買って長期に保有し高く売る、
あるいは高くなった状態でさらに保有し続けるものだという思い込みから、
死ぬまで抜け切れないのですね。
当然、多額の含み損を抱えて、塩漬けにしてしまっていますが。
日経225にこれから参入していくあなたはそんな思い込みのない、
自由な投資スタンスをお持ちだと思います。
もちろんそれでいいのです。
それこそが、他にないまさに自由な投資市場を意味しているのですから。
これは非常に、本当に大変貴重なことだということを
再認識していただきたいと思うのです。
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