日経225先物投資を行う上で欠かすことのできないテクニカル分析ですが、
すでに述べたようにトレンド系とオシレーター系の大きく二つの種類があります。
トレンド系は移動平均線とMACDでした。
オシレーター系はRSIとストキャスティクス、
ボリンジャーバンドなどがあります。
まずRSI。
オシレーター系の分析は、相場にトレンドが発生していない時などに効果を発揮するもので、
一定期間の買いと売りの強弱を計ろうとするものです。
つまり買われすぎ、売られすぎを計測する指標。
買われすぎなら次は下降すると読み、
売られすぎなら次は上昇すると読む訳です。
オシレーターというのは振り子の意味。
ある一定期間の株価の振れ幅を0~100%として、
値上がり幅が値下がり幅と同じ場合がRSI50%、
値上がり幅が大きかった場合50%以上となります。
このRSIが
・70~80%を超えると「買われすぎ」
・20~30%を下回ると「売られすぎ」
と判断することになります。
しかしトレンドが発生してこれが強く続くようだと、
この指標は上下どちらかに張り付いて機能しませんので、
レンジ相場でのみ威力を発揮するものだということを理解しておいてください。
要はいろんな相場の状況にマッチした分析指標があるので、
いつもあてはまることですが、
このRSIもMACDや移動平均線と併せて用いるという癖をつけておきたいところです。
さらに、もう一つのオシレーター系の分析指標、
ストキャスティクスについて次回説明していきます。
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