日経２２５先物のテクニカル分析は単純なのがいい | 日経225先物ミニ・オプション実践の知識

短期、もしくは超短期の売買が中心となる日経２２５先物取引ですが、
この場合ファンダメンタル分析はほとんど参考になりません。



ですので、デイトレを基本に日経２２５先物取引を行う場合、
もうファンダメンタル分析は忘れてしまっても良い、
と割り切って考えて支障はありません。



もちろん相場の大きな流れを絶対に把握しておく必要はありますが、
ファンダメンタルズは基本的に不要です。





ここで必要になって来るのはテクニカル分析です。



テクニカル分析とは、
主に値動きをベースとしたチャートを用いることによって、
過去の、あるいは直近過去の値動きのパターンなどから、
今後の値動きを推測するというものです。



もちろん出されたシグナルが絶対に正しいという保証はありませんが、
少なくとも確率的に優位性が認められるという点に論拠を置いています。



日経２２５先物取引では、
ファンダメンタル分析ではなくテクニカル分析を重視してトレードを行うことになりますが、
その場合用いるテクニカル分析は極力単純なものが良いということが言えます。




テクニカル分析の手法もそれこそ膨大に存しますが、
自分に合った２、３の手法を十分使いこなすことが大事なのではないでしょうか。




なぜなら相場において瞬時に判断を迫られた場合、
いろいろな分析手法を操っている時間はなく、
その時にこそ的確な推測を導くためにシンプルな手法に精通しておくべきだと思われるからです。




このテクニカルと、
最低限のアノマリー(経験的にそうなりやすいという相場の規則的な動き、特徴のこと)
を駆使して、相場に立ち向かうことになります。